目の下のクマで病気が分かる!?クマは病気のサインかも
この記事では以下についてご紹介しています。
- 目の下のクマは病気のサインだった!?
- 目の下にクマが出る病気とは?
- 目の下のクマが病気かどうか分からない時は…
目の下のクマは寝不足や不摂生などによっても出ますが、実は病気のサインという可能性もあります。
寝不足やストレスが解消されたのにクマが消えない、ずっと体がダルい…などの症状があったら一度健康診断を受けてみてください。
また今、病気になっていなくとも病気の前触れということもあります。
病気によって表れるクマは、急激な痛みや自覚症状が出ないものが多いです。
静かに進行している病気が多いと言われているので、疲労感が取れなかったり、急激に体重が減るようなことがあったら要注意!
すぐに命の危険がある病気ではないにしても、一生お付き合いしていく病気もあります。
「たかがクマ」と軽く見ないようにしてくださいね。
特に男性はクマを気にしない方が多いようなので、病気のサインを見逃さないよう気を付けてください。
目の下にクマが出る病気にはどんなものがあるの?
クマの中でも青クマは、血行不良が原因と言われています。
実は病気によって出るクマも血行不良が原因というものが多いんだそうです。
かなり重大な病気の場合もあります。
必ずしもクマ=重大病ではありませんが、症状の一つとして目の下にクマが出る病気をご紹介しますね。
- 鉄欠乏症貧血
- バセドウ病(甲状腺機能亢進症)
- 糖尿病
- 肝臓疾患
- 腎臓疾患
- 低血圧
- アトピー性皮膚炎
- うつ病
※目の下にクマが出やすい病気の一例です。
鉄欠乏症性貧血の場合は青クマが出やすいと言われています。
鉄分を多く摂取することで多くは改善しますが、ひどい場合は専門医で薬を処方してもらいましょう。
バセドウ病は目が飛び出してくるという特徴があり、黒クマが表れることがあります。
脈が速くなったり、汗をかきやすくなったり、手や指が震える、体重の減少などの症状が表れます。
糖尿病の場合は頻尿、尿の量が増える、尿が泡立つなどの特徴があります。
肝機能・腎機能が低下すると血液が浄化されにくくなるので、血行不良となりクマができやすくなります。
重大病にならないうちに生活の見直しをしましょう。
アトピー性皮膚炎の場合は皮膚が炎症を起こし、色素沈着することから茶クマが出やすいです。
またうつ病は両目や口の周りが青白くなることがあります。
上記の症状はあくまで一例ですので、くれぐれも自己判断はしないようにしてくださいね。
もし気になる症状があるようでしたら、まずは専門医に相談してみましょう。
自分のクマが病気かどうか分からなかったら取るべき行動
稀に生まれつき目の下の皮膚が薄く、青クマが常に出ているという人もいるようなので、全てのクマが病気に直結するわけではありませんが、そもそも目の下にクマができること自体、健康的な生活をしていないということです。
若いうちは徹夜したり、無理なダイエットをしても少し休めば体力も回復しますし、クマも改善できます。
でも何日も疲労感が続いたり、食欲が無かったり、無気力になったり…そんな状態が続いたら病気のサインかもしれません。
「年だから…」と甘く見ると危険です。
ずっと取れないクマの原因が自分では判断できなかったら、まず病院に行くことです。
腎臓や肝臓系の病気は痛みが出ない分、気づくのが遅れる可能性が高いです。
健康診断の結果表も数値が悪くなっていないか、しっかり見てみましょう。
美容としてのクマも厄介な存在ですが、病気としてのクマもかなり厄介です!
自分の体のことなので、しっかりチェックしておきましょう。